東京深川手延うどん 麺二朗
生まれ今も住んでいる東京深川で 子供の頃におばあちゃんが作ってくれた手打ちうどんの美味しさが忘れられなくて、いつか自分の手で美味しいうどんを作りたかった。そんな思いを込めたうどんです。
おばあちゃんのうどんは手打ちだったが、今、本当に美味しいと思ううどんは手延べだと思い、手延べにこだわり、国産小麦粉にこだわった新しいうどんを作りました。生まれ育ち、現在も住み、うどん製造場もある東京深川の名前を付けた「東京深川手延うどん」です。
元々関東は米の裏作で小麦を作っており、日本でも有数の小麦の大生産地だったのです。今でも武蔵野うどんや桐生うどんなど関東各地にうどんが残っています。
私の祖父は群馬から東京に出てくる時に母の実家の埼玉から誘って来た30人の女性達に手打ちうどんを作らせてうどんの卸売りを始めたそうです、私にはうどん作りのDNAがあるようです。
生地をつまんで引っ張ってみると、「コシ」の元となる繊維がよく見える。
まだ子供の頃に父母が亡くなり、おばあちゃんの打ってくれたうどんが美味しくて、いつか美味しいうどんを作りたいと思っていました。
大人になってもお美味しいうどんを探し求め、稲庭うどん、五島うどん、讃岐うどん、氷見うどん・・・色々とありますが、やはり手延べうどんが美味しい、それも乾麺が美味しいと思い。自分で作るのは手延べ乾麺にしました。
2007年8月 東陽町倉庫(自宅1階)に念願の手述べうどん工房を作りました。保健所の検査も通り、晴れて手延べうどんの製造販売ができる体制ができました。しかし、ここから試行錯誤が始まり、国産小麦粉の選定、塩、水の量や練りや熟成時間など毎日研究に明け暮れ、姫路の麺師や小豆島、香川、五島列島の麺づくりのプロに教えを請い、ついに自信を持ってお客様にお出しできる手述べうどんを造り出せました。
それが北海道産の小麦100%を使用して作った「東京深川手延うどん麺二朗」です。
「手綯え」を行う機械
麺づくりは和やかな中にも良い物を作ろうとする緊張感が走る心地よい空間の中で行います。
同じ北海道産でも、その時の粉によって、水の量や練りぐらいが変わってきます。前日の夕方から30~40分練り、翌朝7時まで寝かせ、1本の板状にうどんを延ばします。出来上がった板状の麺に綿実油を塗りながら延ばして行き、更に3本合わせて1本にします。更にこの3本を合わせて1本にする。この行程を8回繰り返し、結局729本が1本になる計算です。どんどん層は増えて細くなします。究極のミルフィーユ状態・・・これで滑らかな食感とコシがでるのです。
別の機械でねじりながら延ばして、2本の棒の間に巻いて行く。これは人間の手で行っていた作業を機械でできるようになっています。これが「手綯え」作業。手延べ作業をしていた職人さんが考えたのでしょう。とても良くできている、とても人間味のある暖かい機械です。
これを手で延ばしながら干します。思いっきり引っ張っても切れない、しっかりしていて、限界まで引っぱり、吊るしておく、時間を置いて更に引っ張り、また吊るして干す。これが「こびき」作業です。
あとは乾燥熟成させて出来上がり、乾麺に湿気を与えて半戻りしたものを出荷します。この方が完全に干した麺よりも茹で時間が半分ですみます。
茹で上げた麺二郎をシンプルに麺つゆで
「東京深川手述うどん 麺二朗」の出来上がりです。
このうどんの特徴は、
・粉の香りがし、喉越しがとても良い。
・冷やして食べても味と香りがします。
・鍋などで煮ても煮くずれない
・毎日食べても食べ飽きない
・小麦の旨味を引き出している
・100%北海道産小麦使用
こんな特徴を持つ「東京深川手延うどん麺二朗」を楽しんで頂ければ何よりの幸せです。
小林 二朗